糖質制限ダイエットをしても痩せないといった方、何か痩せない原因があります。
ここでは、体重が減らなくなった理由と停滞期に役立つ情報を発信していきます。
痩せない理由がここにある
糖質制限を頑張っているのに痩せない方はここに挙げる事柄に当てはまっていないかどうか、チェックしてみてください。
隠れ糖質を知らず識らずの内に食べ過ぎている
ご飯、パン、麺類など明らかに糖質とわかる食材以外にも糖質を多く含む食材が存在します。
意識していないと陥りやすい隠れ糖質の摂取について、今一度立ち止まって、再確認してみてください。
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例) 春雨 じゃが芋やさつま芋由来のデンプンからできています
揚げ物の衣 小麦粉、パン粉、片栗粉を使用しています
魚肉ソーセージ つなぎに小麦粉やデンプンを使って製造しています
高糖質のお野菜 じゃがいも、にんじん、トマト、たまねぎ等
ソース、カレールウ
1つ1つの食材を見るとそれほど気にすることもないですが、糖質制限中の停滞期には、意識して食べないようにすると変化が出やすいです。
筋肉が落ちてきている
糖質制限ダイエットには注意点がいくつかあります。
糖質をカットする代わりに、タンパク質の摂取量はしっかりと適量、確保するということです。
身体は経口摂取で糖質が確保されていない時には、ブドウ糖やグリコーゲンから糖を補いますが、これも無くなってきた場合、次はタンパク質を材料に糖を作り出します。
ここでタンパク質を十分に摂取しておらず不足状態にあると、使っていない筋肉をアミノ酸に変えて糖を作るようになるのです。
そうなると脂肪燃焼に活躍している筋肉まで減っていくため、結局は脂肪が貯まったまま痩せないという事が起こるのです。
甘味料を過剰に使用している
カロリーがゼロの甘味料でも、血糖値は上昇し、インスリンは出ると言われていて、結果、カロリーに関係なく太ったり、ダイエットがうまく進まないと言った事を引き起こします。
カロリーがゼロと言えど、過剰に摂取することは避け、必要な時に少しずつ、うまく取り入れていければいいですね。
糖質制限ダイエット中の停滞期の対処について
糖質制限を始めて、しばらくすると停滞期を迎え始める方も多いと思います。
いくつか、簡単に取り組める対処法をまとめましたので参考になさってください。
主食の糖質量を目標よりも控えめに
糖質制限を始めた時に召し上がっていた主食量を8割程度までに減らすと、知らず識らず食べ過ぎてしまう隠れ糖質にも対応できますね。
甘味料の甘みに慣れ過ぎない食生活を確立する
糖質制限中に活躍する甘味料ですが、落とし穴がいくつかあります。
先ほど説明した通り、カロリーはゼロでもインスリンは出ているので脂肪を蓄積する可能性がある事に加え、甘味料を常に使っていると、甘味料だから大丈夫いう安心感から、ついつい食べ過ぎてしまったり、使用量が増えてくると、より強い甘みでなければ満足できない事も起きてきます。
また、甘みによって食欲アップにもつながってしまいますので、甘味料はほどほどに、普段の食生活も甘さ控えめに慣れておくことをお勧めします。
タンパク質量の再確認
先ほど述べました通り、最低限必要なカロリーが足りず、筋肉まで壊してしまうようなダイエットは逆効果ですし、健康まで害してしまいます。しっかりとタンパク質を適量摂取し、健康的な体作りを目指しましょう。
1食あたりのタンパク質はわかり易く言うと手のひら(指は除く)1〜2つ分です。
サラダにチキンやゆで卵をのせたり、お味噌汁に豆腐を入れるようにすると簡単にタンパク質量アップになります。
適度な運動を習慣化する
脂肪を燃焼させるのに重要な筋肉を、運動によって維持しましょう。
筋肉を増やしたり維持するためには筋トレが必要です。
とはいってもそのために時間をわざわざ取る必要はありません。
歯磨きをしながらスクワット、寝起きに腹筋、エレベーターを使わずに階段を上り下りするなど、日常に取り入れて習慣化してしまえば、無理なく取り組めますね。
さらに脂肪燃焼に有効な有酸素運動も取り入れると相乗効果が得られます。
有酸素運動で代表的なものがウォーキングです。最寄りの駅の一つ手前で降りて一駅分歩いてみたり、ウォーキング大会などに友人と一緒にイベント感覚で参加してみたりするのも楽しいですね。
時間が取れそうな方にはプールでウィーキングもオススメです。
水中では膝などに負荷が少なくて済むので運動によって身体を痛めたりという心配がなくなります。
またお子様がいらっしゃる方は休日に一緒に公園で走ったりボール遊びなどをして身体を動かすのもいいですね。
まとめ
痩せない体質だから、痩せないタイプだからと、糖質制限ダイエットを途中で止めてしまうのは簡単ですが、今回ご紹介したように、正しい糖質制限ダイエットをすればきっと効果が上がってくることと思います。
そして停滞期を突破する足がかりになれば幸いです。
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