管理栄養士が考える正しい糖質ダイエットとコンビニダイエットをご紹介するサイトです。

糖質制限中に空腹感がひどいときはどうすればいい?空腹対策と空腹時の回避方法は?

ダイエット中に悩ましいのが空腹時の過ごし方。衝動的にお菓子などを食べたくなりますよね。

しかし、ここで無防備に高糖質なお菓子を食べてしまうと今までのダイエットが水の泡に、なんてことにもなりかねません。

少しの量で止められたら良いのですが、1袋食べ切ってしまったり、切り替えができずに翌日もその翌日も食べてしまうという可能性が大いにあるからです。

そこで知っていただきたいのは、空腹時には体の中で何が起こっているのか?ということと、空腹時にはどのような対策が有効なのか、ということです。

一緒に見ていきましょう。

【スポンサードリンク】

そうだったのか!空腹時に体に起こっている変化

ご存知でしたか?空腹時にはダイエット中の方にはとても嬉しい体の変化が起こっていることを。実は空腹時は主に脂肪がエネルギーとして使われているのです。

脂肪を燃やすことはダイエットの成功の鍵になりますので空腹時をうまく利用したいところですね。

ですから、「お腹すいたな、お菓子食べたいけど、ここでお菓子を食べちゃうと太るよね、」と空腹を悪いものと捉えるのではなく、「お腹すいてきたぞ!脂肪が燃えてきているサインだ」と捉えると、気持ちが随分と楽になりますし、空腹時に食べる物の内容(栄養)をきちんと意識して口にすることができます。

また、きちんと意識することは、スナック菓子や甘いお菓子をついつい買ってしまう、といった習慣にストップをかけられます。

高糖質のお菓子類の代わりに体に嬉しい成分が補えるおやつに目を向けてみましょう。

上手に利用しよう!脂肪燃焼タイムと睡眠

空腹時には脂肪が燃焼されていると説明しましたが、この脂肪燃焼タイムにうまく睡眠時間を合わせられれば、眠っている間に効率よく脂肪が燃えてくれます。

ここでのポイントは、眠る前にしっかりと空腹の状態を作り、脂肪が燃焼する状態を作ってから眠ることです。反対に、食べてすぐに眠るという行動は、消費されなかったエネルギーが脂肪に変わる事につながってしまいます。

真逆の現象ですね。ですから眠る2時間ほど前には夕食を済ませ、効率よく脂肪を燃やす準備をしましょう。これを習慣にしてしまえば痩せやすい体作りが簡単にできてきます。

夕食後から寝る前にどうしても空腹が我慢できない場合は、タンパク質を少しだけ摂取するくらいなら大丈夫ですが、糖質の多い食べ物は避けるようにしましょう。

炭酸水などを飲んで空腹を紛らわすのも1つの手ですね。

こういったメカニズムを知ることで、空腹を味方につける心の余裕も生まれてくると思います。

朝起きたらこれを食べよう、と朝食を豪華にするなどのメリハリをつけ、タイミングも味方につけてストレス軽減ができるといいですね。

【スポンサードリンク】

ここに気をつけよう!空腹時の運動

では、空腹時に運動すれば脂肪燃焼されて、いいのでは?とお思いの方もいると思いますが、実はこの空腹時の運動は、確かに脂肪は燃焼されますが筋肉も分解されてしまいやすいのです。

筋肉が分解されると脂肪燃焼の効率が落ちるだけでなく、体に負担がかかってきます。

何より、健康的に痩せられなくなってしまいますね。

では、空腹時をうまく使って運動で脂肪燃焼効率を上げるにはどうしたら良いのでしょうか?

1つは基本の糖質制限のお食事(特にタンパク質)をしっかりと摂ること。2つ目は運動後にプロテインなどでタンパク質を補給することです。

日々のお食事からしっかりとタンパク質を摂ることで筋肉の分解を抑えることができますし、運動後のタンパク質摂取で筋肉合成につながります。

また、脂肪はエネルギーに変わるまでに時間がかかります。ですから、激しい運動は避け、運動強度が弱めのウォーキングなどを行うのがいいですね。

このように、体のメカニズムをうまく利用し、効率的に脂肪を落としましょう。

おやつ選びは大事!空腹時にも災害時にも役立つ食材

空腹時対策として、タンパク質の多い食べ物をおやつにしてしまえば、空腹も紛れますし、筋肉の分解も阻止できますのでオススメです。また、せっかく購入するのですから、災害時の非常食にもなるような、常温で日持ちのするものに焦点を当てて選ぶようにすると経済的にも負担が少なくてすみますね。

アーモンド、くるみなどのナッツ類、するめ、おやつ大豆、缶詰(サバ、さんま、ほたて、焼き鳥、いなばのカレー、スパム等)などが強い味方になってくれそうです。

皆さんもお気に入りの間食、是非見つけて見てください。

まとめ

いかがでしたか?ダイエット中における空腹時の睡眠、運動、食べ物などを中心に見ていきましたが、空腹を制するものはダイエットを制す、とまではいかないにしろ、大きなポイントとなってくることがお分かりいただけたかと思います。ダイエット中には誰でも辛い空腹ですが、うまく利用してダイエットの成功につなげてもらえればと思います。

【スポンサードリンク】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

19 − two =