コーヒー豆から抽出したブラックコーヒーは1杯あたりの糖質量が0.7gと、ほぼゼロに近い数値ですので、糖質制限中にも安心して飲んでいただけます。
では、ミルクや砂糖などが入ると糖質量はどのように変わってくるのでしょうか?
また、缶コーヒーなどは色々な種類が販売されていますので、これは飲んでも大丈夫?
など気になるポイントも出てきますね。今回はそんなコーヒーについての疑問を解説していきます。
コーヒーに加えるものの糖質量を見てみましょう
コーヒーは糖質量がほぼゼロに近い飲み物ですが、ブラックコーヒーに何かを加えて飲む場合、注意が必要なものもあります。
ここでは、コーヒー1杯あたりに入れる平均的な量で、糖質量を書き出しました。参考になさってくださいね。
コーヒーフレッシュ
0.3g/5ml(1個)
糖質量はそれほど多くはありませんが、コーヒーフレッシュの主成分はミルクではなく、植物油脂となっていることが大半です。
この植物油脂は安価に製造できる油であることが多く、多くは体にとって良くない油の可能性が大きいので、1日に何個も消費するといったことは避けたほうがいいと思います。
牛乳
1.5g/30ml
コーヒーフレッシュと比べると糖質は多めですが、天然成分ですので安心して召し上がっていただけます。
1日1杯くらいですと糖質量的にも許容範囲かと思われます。
また、牛乳には、タンパク質も含まれておりますので、タンパク質を多めに摂ることが基本である糖質制限中もお勧めです。
また、低糖質牛乳は普通牛乳よりも糖質が多めなので、選ぶなら普通牛乳が良いです。
生クリーム
0.4g/15ml
生クリームは牛乳よりも濃厚な味わいですので、使用量は半量で計算、掲載しております。
糖質量も少なく、コーヒーの風味も損なわないので、ミルク系の中では1番お勧めです。
豆乳
1.2g/30ml
より健康的に、を目指される方は豆乳もお勧めです。
豆乳は大豆由来の食品ですので、良質な大豆タンパク質やイソフラボン、サポニンなど、大豆に含まれる体にいい栄養素も摂取できます。
風味は豆乳の独特な香りがしますので、気にならない方にお勧めです。
コーヒーシュガー
4.0g/1本(4g)
糖質の塊です、コーヒーに入れた重さ分が全て糖質と考えていただき、ご使用量は意識して調整してくださいね。
どうしても使用しないと飲めないという場合は、半分残すなどの工夫をしてくださいね。
習慣になっているだけで、案外、1本全部入れなくても飲めますよ。
てん菜糖
3.0g/小さじ1(3g)
てん菜糖の糖質は白砂糖とあまり差はありません。
ミネラルやオリゴ糖が含まれていて、お体には優しいとされていますが、糖質という観点からみると、やはり使用量は考えながら使ってくださいね。
オリゴ糖 (100%)
2.5g/3g
スーパーやドラッグストアなどで見かける市販のオリゴ糖商品はお砂糖などが添加されているものがほとんどで、オリゴ糖の良さを感じることはあまり期待できません。
上記の数値はオリゴ糖100%の商品の場合です。
ですので、ほとんどがオリゴ糖以外の成分でできている商品は、お砂糖と同じくらいの糖質量と考え、使用量は考えながらご使用くださいね。
ラカントS
実質0g
天然素材で作られた甘味料です。体内に吸収されない形ですので、実質、糖質量は0gとなります。
日常生活にうまく取り入れていきたい商品ですね。
シロップ
6.5g/1個(13g)
液体のシロップですが、糖質量も多く、注意が必要ですが、それ以上に注意していただきたいのが成分です。
一般的なシロップは果糖ブドウ糖液糖からできています。
この果糖ブドウ糖液糖の主原材料はトウモロコシで、その多くは遺伝子組み換えを使っていることが知られており、アレルギーを始め、癌などの原因となることが指摘されています。
避けられるものは避けて口に入れないほうがいいですね。
シロップの中でもオーガニック製品であったり、天然成分で作られている商品もありますので、成分表をチェックしてお買い求めくださいね。
缶コーヒーにはこんなにも多くの糖質量が含まれています
缶コーヒーには様々な種類が販売されていますが、糖質量はやはりかなり高い商品が多いです。
カフェオレ商品ですと、1本あたりの糖質量が40gを超える商品まであります。
微糖の商品でも1本あたり8g程度も含まれています。缶コーヒーを選ばれる際は「無糖」を選ぶようにしてくださいね。
コーヒーデザート
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コーヒーゼリー
材料
水 200cc
ラカントS 大さじ2
インスタントコーヒー 大さじ1
ゼラチン 2g
お湯 大さじ1
作り方
- ゼラチンにお湯をかけてふやかします。
- 小鍋に水を沸騰させます。
- 火を止めてインスタントコーヒー、ラカントS、①のゼラチンを加えて混ぜます。
- 容器に移し替えて粗熱をとり、冷蔵庫で冷やして完成です。
コーヒーゼリーは糖質制限中に安心して召し上がっていただけるデザートの一つです。
砂糖ではなくラカントSなどの甘味料を使ってお家で手作りすると糖質量がぐっと抑えられます。
簡単にできますのでお試しくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今回はコーヒーについてまとめましたが、糖質制限中のコーヒーの飲み方、選び方に役立てれば幸いです。
コーヒータイムがより良いものとなりますように。
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