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糖質制限中の味噌のおすすめは?八丁味噌・もろみ味噌から味噌汁は大丈夫?大さじ1の糖質はどれくらい?

発酵食品で大豆由来の味噌は健康にいいという認識をお持ちの方も多いと思いますが、実際の味噌の糖質量はどのくらいの量なのでしょうか?

また、味噌は色々な種類がありますが、種類によって糖質量は異なるのでしょうか?

今回は糖質制限中の味噌について、解説していきたいと思います。

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糖質制限中に味方につけたい!味噌パワー

味噌は様々な素晴らしい力を持っています。

ここでは味噌のパワーについてご紹介していきたいと思います。

良質なタンパク質

味噌の原材料となっている大豆は良質なタンパク質を多く含む食材として知られています。

味噌は大豆を発酵させて製造しますが、発酵の過程でタンパク質が体内に吸収されやすいアミノ酸へ変わるのでとても効率よく体へ取り込まれていきます。

糖質制限中は、糖質を減らす代わりに良質なタンパク質を多めに摂取することが原則なので、とても役立つ食材の1つとなりますね。

大豆サポニン

味噌に含まれる大豆サポニンは、体の細胞の酸化を防ぐことができると言われています。

体がサビつくのを防いでくれる抗酸化作用があるのはとても嬉しいですね。

また、コレステロールの上昇を抑制する効果があるとされていて、健康的な体作りにはとても役立ってくれそうです。

ガン予防にも効果あり!?

国立がん研究センターでは、味噌汁を1日3杯以上飲む方の方が、1日1杯未満の方よりも乳がんになりにくい傾向があるということを報告しています。

ガン予防まで効果が期待できるとは、すごいパワーを感じますね。

美肌効果までも!?

味噌に含まれる遊離リノール酸はメラニン合成を抑制する効果があると報告されています。

メラニンはシミ、ソバカスの原因となる物質ですので、それらの合成が抑えられると美肌にもなれそうですね。

このように味噌には様々な嬉しい効能が期待できます。

うまく日常の食生活に取り入れていきたいところですが、糖質制限中の味噌の使い方にはいくつか注意点がありますので一緒に見ていきましょう。

こんなに違うの?種類別の味噌の糖質量(大さじ1あたり)

西京味噌 8.0g
甘味噌 5.8g
白味噌 5.7g
仙台味噌 4.5g
むぎ味噌 4.2g
赤味噌 3.1g
八丁味噌 3.0g
豆味噌 1.5g

同じ「味噌」という名前がついた商品ですが、実はこんなにも糖質量に差があったのですね。

これは、米麹や麦麹を多く使うほど糖質量が高くなるというのが理由の1つですが、西京味噌や甘味噌、白味噌あたりには水飴が原料に使われている場合も多いため、商品によって糖質量の差が出るのです。

お味噌汁はやっぱり白みそがいいと言われる方や、白味噌を使う文化をもった地域にお住いの方で白味噌にこだわっていらっしゃる方は、もしかしたら、食わず嫌いなだけかもしれません。

是非糖質量の少ない味噌にも意識を向けて欲しいと思います。

毎日お味噌汁を飲むとすると、その積み重ねを考えても、お口に合う赤味噌系を見つけて変えていったほうが体のためにはいいですね。

ここに気をつけたい!味噌料理の隠れ糖質

もろきゅう用もろみ味噌や味噌田楽、味噌おにぎりや市販の味噌ダレなどは、体にいい味噌が使われていると言っても、同時にお砂糖を多く使用している商品が多く、糖質量が高い商品が多く見受けられます。

つける量を考えて、摂りすぎ、食べ過ぎのないように召し上がっていただければと思います。

また、市販品に頼らず、ご家庭でお味噌とお気に入りの甘味料で味噌タレを作ってお料理に展開していくのもいい方法ですね。

糖質制限中に毎日食べたい!お味噌汁

味噌料理はやっぱりお砂糖などの甘みのある味噌ダレとして使用するのが美味しいので糖質制限中にはなかなか取り入れにくい食材となってしまいがちですが、ここでオススメしたいのがお味噌汁の活用です。

文頭でご紹介したように、味噌には数々の体にいい効果が期待できます。

味噌のいい所を積極的に取り入れていただくには、甘みを加えなくても美味しくいただけるお味噌汁が一番だと考えています。

お味噌汁は出汁を効かせたり、具沢山にしたり、ゆずなどを浮かせて香りを出したりすることで、塩分の取りすぎなども防げます。

ですから、そういう工夫をしながら毎日の食卓にお味噌汁を取り入れてもらえたらと思います。

まとめ

いかがでしたか?味噌は種類によって糖質量が違うことがわかりましたね。

大さじ1あたりの糖質量はそれほどの差は無いと思うかもしれません。

また、ご家庭で使われる味噌の種類を変えるのは、抵抗がある方も多いかもしれません。

しかし、コツコツと簡単に糖質オフできると思えば、チャレンジしやすいですよね。

店頭でお買い求めの際は色を見て判断するのもいいですね。色の濃いお味噌は大体の場合、赤味噌に近く、糖質が少ない可能性が高いですよ。

糖質が少ないお気に入りの味噌が見つかるとお料理に遠慮なく使えますのでお料理の幅も広がっていいですね。

味噌の良いところを上手に取り入れて、健康的な体作りができるよう願っております。

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