糖質制限中で少し小腹が空いた時、間食に飴は絶対ダメと思っている方も多いと思います。
が、実際はどうなのでしょう?
糖質制限中に食べられる飴はあるのでしょうか?
ここでは、そんな飴玉についての疑問を解説していきます。
カロリーゼロ飴 (ラカント)
漢方として親しまれてきたウリ科の果実「羅漢果(ラカンカ)」の高純度エキスとトウモロコシなどの発酵から得られる天然の甘味成分「エリスリトール」から作られた、植物由来でカロリーゼロの自然派甘味料ラカントを材料に作られた飴です。
7種類(ヨーグルト味、パイナップル味、ブルーベリー味、いちごミルク味、ミルク珈琲味、深み抹茶味、薫り紅茶味)のフレーバーがあるために飽きが来ず、楽しめますね。
また、炭水化物量が99.5〜99.8g/100g当たりと表示されていますが、ほとんどが腸から吸収されないので、安心して召し上がる事ができます。
龍角散ののどすっきり飴(カンロ)
カミツレ、カリンを主成分とした超微粒子のハーブパウダーが配合されていて、のどに優しい19種類のハーブエキスも配合されている商品ですので、風邪を引いた時に役立ってくれるアイテムですね。
気になる糖質量ですが、1粒当たり2.9g前後となっています(フレーバーによって多少誤差あり)。
大量に食べると糖質量が増えてしまいますが、飴の中では低い糖質量と言えます。
糖質90%オフのど飴(森永)
砂糖や水飴を水溶性食物繊維に置き換えた糖質90%オフののど飴なので糖質制限中でも安心して召し上がれます。
また、1粒でレタス1個分の食物繊維(2.5g)が摂れるので身体に嬉しいですね。糖質量0.26g/1粒です。
ノンシュガー飴
「ノンシュガー」や「シュガーレス」「砂糖不使用」表示の中には、注意が必要な商品もあります。
糖類(砂糖、乳糖、ブドウ糖、果糖など)はゼロですが、糖質はゼロではない事が多いからです。
つまりは糖類には分類されないけど、糖質に分類される甘味料が含まれているということですね。
多糖類(オリゴ糖、でんぷん)、糖アルコール類(キシリトール、マルチトール)、高甘味度甘味料(スクラロース、アセスルファムK)などがそれに当たります。
糖類を食べた時の血糖値の上がり具合と比べると低いほうですが、血糖値を上昇させる糖質(甘味料)が含まれていることもありますので、食べ過ぎは避けたほうがいいですね。
飴をアレンジしたレシピ
イチゴミルクアイス
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材料 カロリーゼロ飴(カンロ)イチゴミルク味 3粒
牛乳 100ml
作り方
- 牛乳を人肌くらいに温めます。
- 器にカロリーゼロ飴を入れてそこに温めた牛乳を入れてかき混ぜます。
- しばらく置いて、飴が溶けたら、冷凍庫で冷やします。
- 完全に凍ってしまう前に一度取り出し、空気を含むようにかき混ぜます。
- 再び冷凍庫に入れて完全に冷やし固めます。
- 冷凍庫から取り出して、常温でしばらく置き、スプーンでほぐしながら器に盛って完成です。
とても簡単にできますし、糖質制限がしてある飴を使用するので、安心感がありますね。
夏の暑いときなど、気分転換にいかがでしょうか?
シロップ作り
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材料 カロリーゼロ飴 25g
水 25cc(飴と同量)
作り方
- 材料を耐熱容器に入れてレンジでチンするだけ。
- 溶けたら軽く混ぜて完成です。
※濃度が濃い飴は、水の量を2.3倍に増やして調節してくださいね。
レシピにある水分量ですと焦げる事があります。
※ほとんどの種類の飴で作る事ができますので、糖質制限のしてある飴を利用すると、普段のスイーツ作りの役に立ってくれそうですね。
使い方ですが、かき氷のシロップとして使うと、立派な糖質offスイーツの出来上がりです。
色々なフレーバーでも楽しめますね。また、炭酸水で割って飲むとこちらも糖質offドリンクに早変わりです。
この手作りシロップは少量だけ作ることもできますので、余ってしまうという事も防止できるので無駄なく楽しく作れるところが魅力的ですね。
簡単にできますので、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
風邪をひいてしまった時などは喉の不快感を取るために、飴がいつも以上に必要になってくることも多いかと思います。
また、飴1個のつもりが、ついつい癖になってしまったり、飴を舐める事が習慣になってくると、1粒あたりの糖質が4gの商品でも、10粒摂取してしまえば40gの糖質量を摂取したことになります。
さすがにこの量にまでなると、糖質制限中では影響が出てくる数値となってきますので注意が必要です。
しかし、糖質制限を始めてから慣れるまでは、やはり、小腹が空きやすくなり、糖質が恋しくなる事がよくあります。
こういった時に、飴をうまく利用していかれることはいいことだと思います。
ただし、何個も食べることのないよう、1〜2粒に収まるようにしてくださいね。
購入前に商品の裏側に記載されている成分表を確認して、糖質量、炭水化物量の少ないものを見つけておくことは必要ですね。
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