糖質制限を始めてしばらくすると、頑張って制限していたごはんやパンを食べたくなって、いつも以上に量を食べてしまたり、少しだけのつもりが気付いたらお菓子を1袋完食してしまっていたり、飲み会などの付き合いで、今日くらいはいいか、と食べすぎたり、飲みすぎたりしてしまうことってありますよね。
そんな時はどのように対処したらいいのでしょうか?今回は、食べ過ぎた後のリセット方法などをご紹介いたします。
糖質制限中についつい食べすぎてしまった場合のリセット方法
朝食編
朝は時間がないので、食べすぎるということはあまりないかと思いますし、朝食で少々食べすぎても、その後活動する人がほとんどですので、エネルギーは消費しやすいと思います。
ただ、時間がないために菓子パンだけ、というお食事になると注意が必要です。
パン類はさっと食べられて便利ですが、血糖値を急上昇させてしまいます。
まずは血糖値の上昇を穏やかにしてくれるお野菜を一番初めに召し上がるようにして、お食事を進めてもらえればと思います。
お野菜を洗ったり、添えたりする時間がないときには、ナッツ類もとても便利ですよ。買い置きして常温で保管できますし、ミネラル豊富で体にうれしいですね。
昼食編
昼食で食べすぎた場合は、夕食で調整するといいですよ。いつもより主食を減らしたり、調味料まで気を使って糖質オフを心がけてみてください。
コンビニなどで買って食べる場合、糖質をコントロールして、お野菜、タンパク質をメインに買って、上手にフォーメーションしたつもりでも、レジ横に置いてあるホットスナックや、おやつもついでに買ってしまうことってよくありますよね。
これは知らない間に糖質を食べすぎていたということにもなりかねません。
特にホットスナックは成分表示がされていないので注意が必要です。衣の分厚い商品、ポテトフライ、コロッケ、メンチカツなどパン粉までついている商品などは特に糖質が多めなので、買わないリストとして覚えておくといいですね。
また、ローソンは低糖質商品を数多く取り揃えて置いているので、糖質制限中にはとても役に立ってくれる存在です。
お近くにある方はお気に入りを見つけに行かれるのもいいですね。
夕食編
夕食の食べ過ぎは一番悪影響が出やすいです。夕食後ゆっくりしてあとは寝るだけという生活スタイルの方は特に注意が必要です。
なぜかというと、活動量が少ないために、食べたものがエネルギーとして消費されずに脂肪として蓄積されやすいからです。
しかし夕食を1日のうちで1番楽しみに、または豪華にしっかりと食べるという方も多いと思います。仲間とわいわい楽しくおしゃべりしながら食べたりできるのも夕食ならではですね。「
ついつい」という気持ちが出やすい環境の中で食べる事が多いのでどうしても食べすぎてしまう日は出てきます。
そういう場合は、血糖値が上がりきる前に運動でブドウ糖消費を促しましょう。食後1時間以内で血糖値上昇はピークを迎えます。
ですので、食べすぎたなと思ったら食後15分くらいからウォーキングなどの運動を30分程度取り入れると、食事で摂取したブドウ糖を少しでも多く消費できます。
脂肪に蓄積されてしまう前に適度な運動をしてみましょう。
また、食べすぎた次の日のお食事からまた頑張るのも方法の1つですね。食べ過ぎは、今まで頑張った証として割り切り、また気持ちを新たにリスタートを切りましょう。
飲み会など、あらかじめ食べすぎる可能性を把握している場合
この日は食べすぎるかも、と前もって分かっている場合は、糖質の吸収を遅らせるサプリメントをピンポイントで使用することも方法の1つです。
あらかじめサプリメントを服用して臨むと、気にしすぎてその場の雰囲気を壊しちゃったという失敗も防げますね。
そして何より、ご自身が気心知れた仲間と楽しく過ごす時間は大切にしたいものです。
心のリフレッシュをするためにも、うまくサプリを使ってみてはいかがでしょうか?
ここでサプリメントの注意点ですが、事前に一度服用してみて、お体にあったものを当日は飲むようにしましょう。
中には体に合わなくて、お腹の調子が悪くなったりする場合も無いとは限りませんので、日頃からそういったサプリを見つけておく方がいいですね。
どうしても食べたいスイーツがある場合にも便利に使えますし、旅行先や野外イベントなどに出かけると糖質が多めで、お野菜とタンパク質少なめのお料理がどうしても多くなると思いますので、こういった場合にも役立ってくれますよ。
まとめ
いかがでしたか?糖質制限中には、以前よりも食に関してストレスが溜まることもあると思います。
食べすぎてしまうのは今まで頑張ってきた証でもあります。そう思って、また、次のお食事から気を取り直して継続を目標に再スタートを切りましょう。
ご自身にあった低糖質おやつが見つかったおかげでストレスが無くなったり、飲み物タイムを多めにはさむことでうまくストレスが軽減されたり、運動を始めてみた食欲が収まったなどと、案外、うまくいくきっかけはたくさんあります。
「食事制限」ではなく、「食改善」と捉えて、長く継続できるといいですね。
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