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糖質制限は女性は痩せにくい?30代や40代女性の1ヶ月での痩せるスピードを管理栄養士が解説

糖質制限ダイエットは、糖質量を減らして、タンパク質、お野菜、良質な脂質を多く摂取することでエネルギー源を糖質から脂肪へとシフトさせ、痩せていくという理論ですが、女性は糖質制限で痩せにくいと言われています。

その根拠はどのような所にあるのでしょうか?

また、女性向けの糖質制限のコツなどをご紹介いたします。

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ご存知でした?女性につきやすい皮下脂肪の特徴

体脂肪には2種類あり、内臓脂肪と皮下脂肪が存在します。

女性は、女性ホルモンや子供を育てるための体の構造上の関係で皮下脂肪がつきやすいと言われていて、この皮下脂肪は内臓脂肪に比べると、付きにくく、落ちにくいという特徴を持っています。

皮下脂肪は体温を保ったり、クッションの役割を持つので、女性にとって必要なものではあるのですが、一度つくと落ちにくい特徴から、ダイエット中には苦労させられることになります。

また、付きにくいと言われていますが、基礎代謝は17歳くらいから落ち始めますので、それ以降は、運動習慣がない方や偏ったお食事を続けている方は、徐々に皮下脂肪が付き始めます。

30代、40代になると日々蓄積された皮下脂肪が多くなり、なかなか手強い相手となってくるのです。

なるほど!痩せるスピードが遅い理由

一度付いてしまった皮下脂肪はなかなか落ちません。なぜなのでしょう。

それは、脂肪が落ちる順番が決まっているからです。内臓脂肪から燃え始め、次に足や手などの皮下脂肪が燃え、最後にお腹やお尻周りの皮下脂肪が燃焼します。

内臓脂肪は細胞の入れ替わりが激しいこともあり燃えやすいのですが、皮下脂肪は体にとって、もしもの時の備蓄としての働きをしますので、命を守るために消費しない方向へと動きます。

ですから減らすのが難しく痩せるスピードも遅くなるのです。

こうやって攻略しよう!脂肪を落とすコツ

糖質制限を実践して開始後2週間は痩せたけどそれ以降は全く減っていかない、などという事はよく耳にします。これは体内にあったグリコーゲンが消費された後、脂肪がうまく消費されていない証拠です。

上記で説明しましたように、落ちにくい皮下脂肪が原因です。

それらを理解した上でどのようにすればダイエットは成功するのでしょうか?コツがいくつかありますのでご紹介いたします。

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筋トレで脂肪分解!

脂肪は消費される前に分解の段階を踏まなければなりません。

つまり脂肪は分解されてからでないと消費されないのです。

筋トレをすると成長ホルモンが分泌され、脂肪が分解されやすくなります

。ですので、運動の中に筋トレを積極的に取り入れていきたいですね。しかし仕事で忙しかったり、筋トレは苦手という方もいらっしゃると思います。

そんな方のために日常生活でできるちょっとした筋トレをご紹介いたします。

歯磨きしながらスクワット

歯磨きしている時間だけスクワットする方法は、毎日朝晩取り組めますのでオススメです。

歯磨きしていない手は机などに触れておかれると転倒予防にもなっていいと思います。

朝起きたらそのまま腹筋

わざわざ腹筋をするぞ!と意気込んでもなかなか続かないのが正直な所。

それならば就寝前に枕元にお水を置いておき、起床後お水を一口飲んでからお布団の上でそのまま腹筋にとりかかるのもオススメ。継続しやすいですよ。

待ち時間につまさき立ち

電車やバスを待つ間、エレベーターを待つ間、累計すると待ち時間って意外と多いものです。

その間、つま先立ちをするだけで簡単に筋トレができるのでオススメです。

椅子に座っている間は足を閉じる

デスクワークの方は特に取り組みやすいかと思います。

足を組んだり、広げたりすると姿勢も悪くなり、肩こりなどにもつながってしまいますが、意識して膝をぴったりとくっつけるようにし、姿勢も正すとそれだけで筋トレにつながります。

ちょっとした事ですので、是非、試してみてください。

有酸素運動で脂肪を撃退!

筋トレで脂肪分解が進められたら、しっかりと脂肪を燃焼させましょう。

脂肪を燃焼させるには有酸素運動が効果的です。週末は一駅前で降りて歩いて帰ったり、エレベーターではなく階段をつかったり、自転車を押して歩いてみたりと意識次第で運動量は増やせます。

ウォーォンギ大会に出てみるのもいいかもしれません。

ストレッチで可動範囲を広げておこう!

地味かもしれませんがストレッチをすると体の可動域が広がり、運動のパフォーマンスが上がります。

大きく動ける事で筋肉も多く動くので、脂肪燃焼にもつながっていきます。

短期戦ではなく長期戦で取り組もう!

説明しました通り、皮下脂肪は落ちにくい脂肪です。

ですので、糖質制限をしながら運動も取り入れ、長期でダイエットを考えましょう。

その方がストレスも軽くなりますし、しっかりと着実に脂肪が落とせますので、リバウンドの可能性も低くなります。

まとめ

いかがでしたか?

痩せにくいのには理由があったのですね。

しっかりと理解する事で納得して取り組めますね。

諦めずにダイエットに取り組んでいただければと思います。

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