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糖質制限は子供には危険?おやつや影響・摂取量から管理栄養士が解説

糖質制限は子供には危険だという考え方もあればそうでない考え方もあり、どっちが正しいの?なんて感じる方も多いのではないでしょうか?

私はどちらも良いとこ取りをしちゃおう!という考え方をしています。

今回は子供の糖質制限について解説していきます。

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ちょっと待った!親の言葉の影響

子供は親に絶対的な信頼をおいています。親自身が「太りたくないから夕飯抜かなきゃ」「最近太ってきたからダイエットしなきゃ」などと口に出して言ってしまうと、子供は「食べることは悪いこと」と間違った認識をしてしまう可能性が出てきます。

食べることは体を作る上で大切なことです。成長途中の子供は体作りにつながるバランスのとれた食習慣をつけていって欲しいと願います。

しかし、お食事についての勉強をする機会はそう多くはありません。

日々、家庭で召し上がるお食事そのものが子供にとっての基本になります。

ですから、バランスのとれたお食事を基本に、しっかり動くことを喜びに感じられるように、また、お食事が良いものとして捉えられるような言葉選びをしていただけたらと思います。

糖質ばかりじゃ無い!?ご飯に含まれるタンパク質

では、親が糖質制限を実施している場合、子供のお食事はどのようにすれば良いのでしょうか?

ご飯やパンを食べる我が子を見て、過度に心配する必要はないと思います。

また、糖質を気にするあまり、子供にもご飯は食べさせないという事も避けていただきたいと思っています。

実は糖質の塊と言われているご飯にはお茶碗1杯あたり(約150g)3.8gのタンパク質も含まれています。

3.8gのタンパク質といえば、小パックに入っている充填豆腐1/2パック分くらいのタンパク質量に相当します。

親が糖質制限をしていても、お子様には、どうぞ心配しすぎずに、おかずとご飯をしっかりと食べさせてあげてくださいね。

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食べ方で違う!体への負担の減らし方

とは言ってもやっぱり糖質が気になるという方は是非、食べ方を見直してみるのも1つの手です。

お子様は好きなものから好きなように食べていませんか?

実は、お野菜やタンパク質から食べ始めるだけで血糖値の急上昇を抑えてくれるのです。食べる順番まで口を出したくない、または細かく言われたくないというご家族のご意見もあると思いますが、「お野菜から食べなさい」ではなく、「どれから食べ始めると体に良いでしょうか?」とクイズにして一緒に楽しんだり、「お野菜を初めに食べると体が強くなるよ」と誘って一緒に実践してみるのも良いですね。

また、「何をどれだけ食べれば良いのか」を教えてあげられるのもやはりご家庭の役割だと思います。

お野菜とタンパク質、ご飯が揃ったお食事を意識して作って食べるうちに子供はそれを体得していきます。

生活する上での土台となってくる部分ですので大切にしていただければと思います。

一旦子供が慣れてくると、自然とそのように食べる習慣になってきます。

子供は体が強くなる事に意外と積極的です。こういった取り組みで、バランスよくお野菜やタンパク質も食べてくれるようになると良いですね。

ここは考慮しよう!子供のおやつ

お子様のお身体を心配するなら是非、おやつの内容を考え直してみてください。

スナック菓子、清涼飲料水を始め、おやつと呼ばれるものには過度に糖質が入っている場合がほとんどです。

例えばお食事の度に清涼飲料水を摂っていると、糖質過多になってしまいます。

こうした辺りは考え直してもらいたいポイントです。

清涼飲料水やスナック菓子の糖質量の一例をご紹介いたします。

清涼飲料水の糖質量
ファンタ(グレープ) 50g/1本(500ml)
カルピス 55g/1本(500ml)
コーラ 56.5g/1本(500ml)

スナック菓子の糖質量
じゃがりこ 38.0g/1個(60g)
おにぎりせんべい 41.8g/1袋(小袋・62g)
ポテトチップス(うすしお) 45.7g/1袋(85g)
キャラメルコーン 46.9g/1袋(80g)

このように清涼飲料水やスナック菓子などにはたくさんの糖質が含まれています。
では子供のおやつはどのようなものが適しているのでしょうか?

簡単に取り入れられるものとしては、タンパク源を意識してみてください。

ゆで卵やチーズ、アーモンドフィッシュ、ピーナッツなどのナッツ類などは低糖質で子供も喜ぶ立派なおやつになりますね。

パンケーキやドーナツを手作りされる際も、小麦粉やホットケーキミックスなどの分量を減らして大豆粉やおから粉を加えるだけでも随分糖質オフになりますよ。

まとめ

いかがでしたか?子供にはすくすく成長してほしい、これはどのご家庭でも願っていることでは無いでしょうか?

子供に与えてあげられるのはお食事を通して交わされる会話や温かい雰囲気、安心できる場所ではないかと思います。

糖質制限を強要したり、あまり神経質になりすぎず、できる範囲で糖質を取り過ぎないようにしてあげたり、年齢が高ければ一緒になって考えながら取り組んでもらえたらと思います。

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