糖質制限は糖質以外の食事はしっかりと摂りましょうといったスタイルなので、ストレスが溜まりにくく、続けやすいダイエットの1つですが、やはり、くじけそうになったり、今日だけのつもりが翌日も翌々日もまぁいいか、と食べてしまううちにリバウンドしてしまったなどといった経験をお持ちの方も少なくありません。
今回はリバウンドについてまとめました。
月1Kg以内の減量を目安に
糖質制限は面白いように体重が落ちていくことも珍しくありません。糖質制限開始直後はグリコーゲンと結合している水分も同時に消費されるために体重がぐっと落ちるのが特徴です。
しかし、これは脂肪燃焼を伴う本来のダイエットではありません。
本来のダイエットは体に蓄積された余分な脂肪が燃やされ、体がシェイプアップされる事を指しますがこの脂肪燃焼を伴う減量は月に1Kg程度が限界です。
脂肪1Kg燃焼するためには7200Kcalの熱量を消費する必要があります。
単純に30日で割ると約240Kcalですので1日あたり、240kcalを運動と食事でいつもより消費すればいいことになりますね。
ちょうど夕食だけ主食のご飯を抜いて、糖質制限用のお食事に取り組めば体に負担も少なく、着実に体重が減らせます。長続きするためにも、リバウンドしないためにも、無理のない月1Kg程度の取り組みがベストだと思います。
頑張り屋な人ほどリラックスを意識して!
意外と頑張りすぎず、適度に楽しみながら夜だけ糖質制限をしているといった方のほうがリバンドは少ないという印象を受けます。
やっぱりポイントは「楽しめているかどうか」ですね。ローソンやトップバリューなどには糖質制限の商品が数多く置いてありますが、そういったお店に行ってみて、実際に試したり、糖質制限のお食事のヒントをもらったりして刺激を受けると自然とモチベーションも上がり、食事作りにもハリが出てくると思います。
本屋さんで人気のある糖質制限本を購入して読んでもいいですし、図書館で借りるのも1つの方法です。こうして糖質制限を楽しみながらご自身のものにしていかれるといいと思います。
反対にリバウンドしやすい人の特徴は、一定期間頑張りすぎて、「もう嫌だ」と気持ちがついてこなくなるパターンです。特に急激に体重を落としすぎた後、停滞期に入った時にリバウンドが起こりやすいですね。
意識して長期戦でダイエットに取り組むことが成功の秘訣です。
リバウンド後の再挑戦法
リバウンドしてしまうことは誰にだって起こり得ます。ではリバウンドしてしまった時はどうすればいいのでしょう?
ここでは順を追って説明していきます。
まずは失った筋肉を取り戻せ!
リバウンドで戻ってくるものは脂肪だけ。リバウンドする時は悲しいかな筋肉までは戻ってきません。
リバウンドすると、ダイエット前よりも筋肉が落ちてしまっている方が多いので、まず、筋肉を取り戻すべく、筋トレ+良質タンパク質の摂取に取り組みます。
筋肉の素になるタンパク質をしっかりと摂取して筋トレも取り入れましょう。
食事制限は特にこの時点では頑張らなくていいです。
筋肉が増えたら目標の再設定をしましょう。
筋肉が復活したら、体も少し引き締まってきますので、気持ちもまた前向きになっている頃だと思います。
この頃から、前に失敗した原因も踏まえながら次なる目標の再設定を行いましょう。
具体的には、1ヶ月に5Kg痩せるなどといった極端なダイエット設定にせず、実現可能な範囲で長続きしやすい目標にしたり、一切の糖質を断とうとは考えずに、夜だけ、または週末だけ、お休みの時だけ糖質制限したりとできそうな項目だけを目標にしましょう。
痩せない停滞期に入ってしまったら?
体は体重が減り続けるときが状態だと認識し、省エネモードに突入します。
すると体重は減らなくなってきます。
しかしこれは、体の本来持っている機能です。ですので、ダイエット方が間違っているのではありません。だいたいは1〜2ヶ月ほどすると停滞期から抜け出すことができます。
停滞期はモチベーションが上がらない時期ですがこの停滞期を抜けると脂肪燃焼モードになりますので、ここはぐっと我慢、我慢。停滞期を抜け出した時、大きく効果が出るように食事には引き続き気をつけ、力を貯めておきましょう。
ダイエット成功後は体重キープを意識しましょう。
終わった、終わったと安心して、また元のお食事や生活スタイルに戻すと、また、リバウンドします。ですのでその後はキープできるよう、今までの取り組みの良かった点を振り返り、それらを維持する生活を心がけてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?リバウンドしてしまったら、また体を作り直して再チャレンジ。
失敗から学ぶことも多いものです。
体に負担がかからないよう、最初で最後のダイエット、成功させたいものですね。
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