焼肉はタンパク質豊富なお肉と、焼き野菜を始め、サラダやキムチやナムル、また巻いて食べる用のお野菜セットなども豊富で糖質制限中にはぴったりのお食事です。
しかしオーダーするものによっては糖質量が多くなってしまうことも。
糖質制限中に焼肉を食べる場合のポイントはいくつかあります。
このいくつかのポイントを意識しながら美味しく楽しく焼肉を食べましょう。
糖質制限中はベジタブルファーストでスタートを
お野菜を一番初めに口にする事で、血糖値の急上昇を抑えてくれます。
焼肉が焼けるまでの間に、サラダなどのすぐに食べられるお野菜を召し上がって、お身体への負担を少なくする工夫を是非してみてくださいね。
糖質制限は「焼肉&お野菜」でバランスを
糖質制限中は体を守るためにタンパク質を多めにとり、代謝を上げるためにお野菜もしっかり摂取するのが大原則となりますが、焼肉屋さんに行くとついついお肉を多く食べちゃう事ってありますよね?
せっかく焼肉屋さんに来たのだからお肉を食べたい気持ちもわかりますし、お野菜盛り合わせを頼んだけど、少ししかお野菜が無い場合だってありますよね。
こうした時には、「お肉を食べたらお野菜も」を続けていく食べ方をすれば、自然とお野菜を摂取できますよ。
この場合、焼き野菜ですと焼くのに時間がかかったり、せっかく焼いても焦げてしまって食べられなかったりする事もあるので、サラダ系やキムチ系、ナムル系のお野菜をオーダーし、いつでも食べられる環境作りをするといいですね。
また焼肉をお野菜で巻いて食べると自然とお野菜も摂取できますのでそういった葉物野菜もオーダーできるといいですね。
断然塩派!糖質制限中はたれのつけすぎには要注意
焼肉屋さんにはつけダレが準備されていますね。とっても美味しいのはわかりますが、「塩」という選択肢もあります。
つけダレは気がつくと結構な量を摂取してしまいますよね。
だいたい大さじ1杯で4〜7g程度も糖質を含んでいます。タレを半分にし、塩も楽しむというスタイルにするだけでも糖質量が全然違います。是非試してみてくださいね。
糖質制限中は食べたくなる「ライス大」にご注意を
焼肉にはやっぱりライス、という方が多いと思いますが、焼肉屋さんに行くとライス小とライス大がありますね。
ライス小でも結構な量があり、驚くことも少なくありません。ライス大ならなおさらです。
ご家族で行かれる場合なら、ライス大はみんなで小分けにして召し上がっても良いくらいですね。
ひとり1膳を頼むのではなく、様子を見ながら足りない家族の分は追加オーダーするのが賢い選択かもしれません。
糖質制限中には断ち切ろう!クッパ、ビビンバ、冷麺の誘惑
メニュー表の中で美味しそうに見えるのがシメに食べるご飯ものです。
しかし、クッパやビビンバ、冷麺は炭水化物がとても多いお食事です。
オーダーされる場合はシェアして食べるなど、1人前を全て食べてしまわないように注意しましょう。
部位によって違いはあるの!?気になる糖質量
お肉によって糖質量に違いはあるのでしょうか?答えはNOです。ロース、カルビ、タン、ハラミなど色々な部位がありますが、部位別にみてもお肉には0.1〜0.7g程度の糖質しか含まれません。
特にホルモンにはほとんど糖質は含まれませんので、糖質面からみるとどの部位でも安心して楽しく召し上がっていただいても大丈夫です。
しかし、あまり脂の多い部位ばかりを多く召し上がると動物性脂肪の取りすぎに繋がってしまします。糖質制限中は脂質を摂っても大丈夫じゃないの?とお思いの方もいらっしゃると思いますが、カロリー不足を防ぐための脂質摂取は、ω3系の良質な油脂をお勧めしています。
ですので焼肉では、脂身の少ないモモやヒレなども含めて、いろいろな部位のお肉を楽しむくらいの気持ちで食べてもらえたらいいのではないかと思います。
また、注意が必要なのはタレに漬け込んであるタイプのお肉です。タレには糖質が含まれていますので、糖質量は高くなってしまいがちです。
シンプルなお肉か、塩ダレにつけてある物をオーダーすると糖質コントロールができて来ますよ。
糖質制限中はアルコールの糖質には気をつけて!
焼肉といったらビールという方は多いと思います。しかし、ビールには350mlあたり10〜13g程度もの糖質が含まれています。
2杯、3杯と量が増えてくると糖質量はどんどん増えていきます。
ですので、アルコールも楽しみたいという方には焼酎などの蒸留酒をお勧めします。
蒸留酒は糖質が0ですので、安心して楽しむことができますね。
まとめ
いかがでしたか?オーダーしながら食べることの多い焼肉は、定食と違って何をどれだけ食べたかの把握が難しく、ついつい食べ過ぎてしまうのも焼肉の特徴ですね。
「お肉&お野菜」を意識して、しっかりと糖質制限の軸を持って楽しく召し上がっていただきたいと思います。
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