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糖質制限中の3ヶ月目の効果と何キロ痩せる?痩せない理由や女性の痩せ方とは?

糖質制限を開始して面白いように体重が減ったけど、3ヶ月目になってあまり目に見えて痩せていかないな、と感じていらっしゃる方を多く見聞きします。

いったい3ヶ月目にはどんなことが体の中で起こっているのでしょうか?

今回は糖質制限のメカニズムや、なぜ痩せていかないの?などの疑問について解説していきます。

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面白いように痩せる!最初の2週間

糖質制限を始めると、食べ物から必要な糖分が摂取できなくなるので、体は肝臓に貯蓄されているグリコーゲンから糖を補います。

グリコーゲンが消費されると同時に結合している水も消費される事になり、ぐっと体重が落ちます。

つまり、面白いように体重が落ちていくのがこの時期の特徴です。

体内に貯蓄しているグリコーゲンの量にもよりますが、だいたい1〜2Kg程度体重が落ちるのがこの時期です。

本格始動!エネルギーシフトで見た目もスッキリ1〜2ヶ月目

体内のグリコーゲンが無くなった体は、糖質から脂質へとシフトチェンジしてエネルギーを作り出します。

この時期は初めの2週間のように急激な体重減少はあまりみられませんが、脂肪が消費されるので体のラインがすっきりと見えてき始めます。

本格的に体が絞られてきた証拠ですね。

昔のデニムがまた履けるようになったり、痩せたねと言われるようになるのはこの時期からという方も多いです。

ただ、体重減少は穏やかになる時期でもあります。もっともっと体重を落としたいと思うが故に「食べる量を少なくする」事を選択してしまうと体には負担がかかってきますので注意が必要です。

食事全体の量を少なくしてしまう事でエネルギー不足に陥ってしまい、筋肉を壊してエネルギーを作り出してしまっては、元も子もありません。筋肉は体を支えるのに大切ですし、脂肪燃焼にも筋肉は必要です。

人の体は食べたもので作られます。しっかりとタンパク質、お野菜、脂質をバランスよく召し上がってダイエットに励んでいただきたいと思います。

正常な体のメカニズム!早く抜けたい停滞期 2〜3ヶ月目

ダイエットが順調に進んでいくと「停滞期」を迎える方が多いです。停滞期とは何をしても体重が落ちない時期のことです。

時期は3ヶ月目、早い方ですと2ヶ月目頃に停滞期を迎える方が多いです。

この停滞期はなぜ起こるのでしょうか?停滞期は体の正常な防衛本能が引き起こす現象です。

つまりダイエットで体重が減り続けていると、体は飢餓状態にあると勘違いしエネルギーを使わない方向へと機能をシフトさせるのです。

停滞期は辛い時期です。何をしても体重が減らないのですから。しかし、停滞期というものを知っているのと、そういう時期があると認識しておくとでは気持ちの面で大きな差が出てきますね。

停滞期への心の準備ができていると、「今までの体重をキープするのもダイエットの一環」だと捉えられますので、食事管理、運動の継続へのモチベーションが保たれやすいですし、新しいレシピへのチャレンジなど新しいことへも積極的に取り組む気持ちも生まれやすいですね。

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辛い停滞期を乗り越えよう!

2〜3ヶ月目に襲ってくる停滞期をできる限り楽に乗り越えられるよう、ポイントを押さえながらみていきましょう。

ポイント1 お食事内容の見直しをしてみましょう。

しっかりとタンパク質を摂りましょう。1回のお食事の目安は、手のひら(指を除く)1〜2つ分です。

割と自由に召し上がっていただいてもいいですが、お肉ばかりになると、動物性脂肪も同時に多く摂取してしまいますので、お肉と併せてお豆腐、納豆、厚揚げなど、大豆製品を摂るようにしてバランスを保ってくださいね。

お野菜は両手にいっぱいの量が目安になります。色々な種類のお野菜を召し上がるようにしましょう。

スープにするとたくさんの量を召し上がることができますね。

また、生のお野菜には酵素が含まれていますので、その辺りもバランスを考えながら召し上がってくださいね。根菜類は土付きの場合が多く、下処理が面倒だなとお感じの方は、1度に下処理をして冷凍するという方法もありますので試してみてください。

良質な脂質を摂るようにしましょう。良質な脂質とはω3系の脂質です。えごま油やアマニ油などが当てはまります。

熱に弱い油ですのでドレッシングなどにして召し上がってみてください。

ポイント2 便秘になっていませんか?

便秘はダイエットの大敵と言えるでしょう。食物繊維の多い食材を積極的に摂るように意識し、腸内環境を整えましょう。

水分不足も便秘になる可能性を高めますので小まめに飲むようにするといいですね。

ポイント3 適度な運動を取り入れてみましょう。

今まで運動に取り組んでいないという方は、この停滞期に運動を始めてみてはいかがでしょうか?

あまり激しい運動は必要ありません。

エレベーターではなく階段を使うようにしたり、歯磨きをしながらスクワットをしてみたり(歯ブラシを持っていない手は何かにつかまり、体を支えましょう)、お休みの前の日は一駅前から歩いて帰ってみたりするのも効果的ですよ。

まとめ

いかがでしたか?3ヶ月目に起こる停滞期を含め、糖質制限の際の体のメカニズムを見ていきました。

特に女性の場合は、生理前のために体重が落ちないということも考えられます。

ですので、それらも踏まえ、一喜一憂するのではなく、長期的にダイエット計画をすることが効果的です。

これが最期のダイエットとなりますよう応援しています。

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